2012年1月12日木曜日

鍛金でフライパン

2012年となりました。
本年も立体造形コースをどうぞよろしくお願いします!

日の出・・・。
違います。光る丸い銅板です。


こうなります。
銅のフライパン。実際に使えます。


柄の裏には鍛金担当・稲垣大先生の「DAI」のサインが刻印されています。

この美しい仕上がりを目指して、1回生がフライパン作りに挑戦です。


まず銅板を、

円形にカット。

グラインダーで削ります。
(なんか太陽を背に、神々しい。)


金やすりで削ります。


丸い板は銅、柄は真鍮。
切り抜きます。


では、ここで稲垣先生の鍛金講座!⋆✦
集合~!

まず丸く切り抜いた銅板を熱します。

これを「なます」と言います。


水にジュッとつけて冷まします。


酸化して黒い膜がでてきます。


硫酸にしばらく浸けます。


洗剤ホーミングをまぶして・・・


スポンジできれいに磨きます。


コンパスでくるりと円を描いて、

いよいよ叩きます!


カンカンといいリズムで、徐々に変形していきます。

徐々に。

木片をテープで固定して・・・

それにもたせ掛けて、縁を叩きます。

出来ました~!
は~、さすがです。

今日は、ほんとうに寒い日でした。
京都では昨晩から雪が降って、うっすら積もっていました。
カイロ片手に、頑張りました。⇈




ツジタ