2017年7月25日火曜日

4回生 野外展








本日から4回生前期課題、学内野外彫刻展の「野外展」が開催されます。

「YAGAITEN」
by Kyoto Seika University Sculpture course 4th year students

2017.7.25(tue)~7.30(sun)
a.m.12:00〜a.m.19:00

会場
京都市左京区岩倉木野町137

アクセス
叡山電鉄鞍馬戦「京都精華大学前」駅より徒歩すぐ
地下鉄烏丸線「国際会館」駅下車、3番出口より
スクールバス(乗車無料)で約10分









それに合わせ、展覧会初日の今日は合評会がありました。
作品は天ヶ池周辺、食堂前広場、食堂横芝生、本館、流渓館、自在館に集中して展示されています。

ここでは一部の作品を合評風景とともにお届けします。








合評は池の側のジッパーの作品から始まり、







ぐるっと回って食堂前広場の作品に移ります。
↑写真の水槽の作品には本物の熱帯魚が入っており、元気に泳いでいます。
会期中もきちんと毎日魚の状態を観察します。






野外展ということもあり、天候の影響や人通り等も気になりますが、
展覧会会期中に作品の見た目がどの様に変化していくのかも見所の一つです。



搬出される6日後には、作品がどこまで変化しているのでしょうか。
そこも合わせて是非ご高覧ください。








ノジマ



2017年7月12日水曜日

木彫






2回生の木彫実習も追い上げの時期に入ってきました。



























形が出てきた人も、まだもう少し掛かる人と様々です。
再来週の合評まで、時間はまだまだたくさんあるので頑張って目標の形にまで仕上げてもらいたいです。









ノジマ

2017年7月3日月曜日

アルミ鋳造



今日は4回生を中心にアルミの鋳造が行われました。







まずはアルミを溶かすところから始めます。
版画のリトグラフに使われ、不要になったアルミ板をいただいてきたものを使います。







大きな板はシャーリングで細く裁断していきます。







次は砂型で使う砂の準備です。3種類の粉を混ぜて作ります。
混ぜて出来上がった砂を木枠へ移して砂型を作っていきます。







木枠へ砂を入れたら木槌等で叩いてしめていきます。
この工程はかなり重要になります。






消失原型と原型を抜く方法ではやり方が少し違います。
画像↑は原型を流す前に抜き取る場合。
砂を木枠程の高さに叩き詰めたら、真ん中に原型になる方を置き丁度半分砂に埋めます。
その後、型周辺を調整しながらもう一度砂を叩いてしめます。






もう一段木枠を乗せ、砂をかぶせ叩きしめたら、型が上手く外れることを確認。
その後湯道と原型がつながるように導線を作り、再び二つの木枠を合わせます。
↑はスタイロフォームでできた消失原型の場合です。












流し込みのデモンストレーションを行い、流す位置を確認したら






いざ、流し込みです!
湯道が小さいので上手く流せるかドキドキです。












綺麗に流せました!このまま30分は置きます。













少し熱が引けてきた頃取り出してみると・・・















綺麗に流し込めた作品が出てきました!







最後は作者とパシャリ。
作品はまだまだ熱いので、分厚い手袋無しではとても触れませんが作った本人はとても嬉しそうです。
黒くなったところが、またカッコよく見えますね。




砂型の鋳造は蝋原型の鋳込みとは違い、とても早く作業が進められ低コストです。
学生もやり方を覚えて自分でできるようになると、もっと鋳造が身近な技法になるのではないでしょうか。




学生の作品の幅が広がるヒントになるといいですね。










ノジマ