2013年5月21日火曜日

西先生ワークショップ「今の自分とは?」



目の覚めるようなピンク


 
この時期はツツジが綺麗ですね!!
 
 
 
 
 
今年度から立体造形の4回生、院生は ゼミ制 になりました。
 
各先生と学生はもちろん、同じゼミ生の間でも、
今まで以上に深く制作について話し合うことができます。
 
 
 
 
 
今回、西先生のゼミでは ワークショップ が行われています。
 
 
 
 
 
 
板状にされた粘土。
それをお箸でつまんでいる…↑
 
 
これは、粘土の表面に何かを押し付けて型を作るという作業。
 
 
  
 
 
何かを食べている???
 
いえいえ。こちらは粘土に噛みついて、歯型を取っているところ。
この後、あまりの噛み心地の悪さに暴れる彼女。
 
 
 
 
粘土には歯型がくっきり。
 
本人曰く、噛み心地は最悪ですが、味は悪くないとのこと。
 
 
 
 
このように、それぞれが粘土の板に物を押し付けたり、
言葉を刻んだりします。
 
 
 
 
 
そして型になった4つの板を、合わせて…
 



石膏を流し込みます。

これがキューブになり、その面にレリーフ状の形が浮かび上がるということですね。







作業中、隣のモデリングスタジオからは歌声とギターの音色が…






スタジオを覗くと、デッサンの授業を終えた学生が弾き語り







いつのまにか、ライブ状態になりました!!
うん、いい声!






ライブを堪能している間に石膏も固まり、

完成したものがこちら。↓↓

□4回生□
 
↑円形状のこの模様、
よく見ると指先。
 
↑草の根っこ、絵具のチューブ。
 
↑型を取ると鏡文字に。
 
映像コースの彼女も今回のワークショップに参加しました。
 
↓こちらが彼女の作品。
立体の学生よりダイナミックな仕上がりに!!


 
 
 

□大学院生□
 
↑いつも追い求めている形から出てきた形。
 
↑足型とコイン(?)。

↑おへそ。
 
↑覗き込むと、歯が…。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
今回のワークショップをとおして、
 
「 今の自分の  レゾンデートル  ( raison d`etre )  を再確認する。 」
存在理由、存在意味
と、西先生。
 
 
 
 
今の自分は一体何者なのか。
これまでどのように生きてきて、そして今があるのか。
存在理由、存在意味は何なのか。
 
 
 
今回はそれを自分自身で整理し、確認するという作業でした。
 
 
確認したものを、また自分の中で組み立てていく。
それが物を作るということに繋がるのです。
 
 
 
 
 
 
 
 
次回のゼミでは、
この作品からそれぞれの レゾンデートル について、話し合いが行われます。
 
 
 
 
 
ナミキ