目の覚めるようなピンク。
この時期はツツジが綺麗ですね!!
今年度から立体造形の4回生、院生は ゼミ制 になりました。
各先生と学生はもちろん、同じゼミ生の間でも、
今まで以上に深く制作について話し合うことができます。
今回、西先生のゼミでは ワークショップ が行われています。
板状にされた粘土。
それをお箸でつまんでいる…↑
これは、粘土の表面に何かを押し付けて型を作るという作業。
何かを食べている???
いえいえ。こちらは粘土に噛みついて、歯型を取っているところ。
この後、あまりの噛み心地の悪さに暴れる彼女。
粘土には歯型がくっきり。
本人曰く、噛み心地は最悪ですが、味は悪くないとのこと。
このように、それぞれが粘土の板に物を押し付けたり、
言葉を刻んだりします。
そして型になった4つの板を、合わせて…
石膏を流し込みます。
これがキューブになり、その面にレリーフ状の形が浮かび上がるということですね。
作業中、隣のモデリングスタジオからは歌声とギターの音色が…
スタジオを覗くと、デッサンの授業を終えた学生が弾き語り♪♪♪
いつのまにか、ライブ状態になりました!!
うん、いい声!
ライブを堪能している間に石膏も固まり、
完成したものがこちら。↓↓
□4回生□
↑円形状のこの模様、
よく見ると指先。
↑草の根っこ、絵具のチューブ。
↑型を取ると鏡文字に。
映像コースの彼女も今回のワークショップに参加しました。
↓こちらが彼女の作品。
立体の学生よりダイナミックな仕上がりに!!
□大学院生□
↑いつも追い求めている形から出てきた形。
↑足型とコイン(?)。
↑おへそ。
↑覗き込むと、歯が…。
今回のワークショップをとおして、
「 今の自分の レゾンデートル ( raison d`etre ) を再確認する。 」
存在理由、存在意味
と、西先生。
今の自分は一体何者なのか。
これまでどのように生きてきて、そして今があるのか。
存在理由、存在意味は何なのか。
今回はそれを自分自身で整理し、確認するという作業でした。
確認したものを、また自分の中で組み立てていく。
それが物を作るということに繋がるのです。
次回のゼミでは、
この作品からそれぞれの レゾンデートル について、話し合いが行われます。
ナミキ