日に日に寒さが増してきましたが、作業場は熱気と活気に包まれています。
せっせと砂場の土を掘る1回生たち。↓
ブロンズ鋳込みの日です!!
彫った穴に、それぞれの型を埋めて、崩れないよう土を固めます。
窯で焼いた型は非常に繊細です。壊さないよう、要注意!
さあ、準備はいいかな?
それぞれの型の横に、2(2.5)、2.5(2)、カガミ、カメ…などのメモが
西先生によって書かれます。(数字は重さ、カガミ・カメは学生の作った原型のこと。)
これは、同じような型が並ぶ中で、どの型にどれだけの量を流し込むのかの、
目安になりますが、
この流し込む量は、西先生にしかわかりません。
今回は留学生の Michael と Naomi も参加しました。↓
特大サイズのMichal の型は土に埋めるのさえ一苦労です。
こちらも型を傷つけないように、
フォークリフトで、そーっと降ろします。
いよいよ流し込みですよ!!
坩堝から取鍋に、勢いよくブロンズが注ぎ出されます。
この瞬間は、何度見ても迫力がありますね!!!
そして取鍋から、型に流し込みます。↓
こぼさないように慎重に…
重くて、熱いブロンズの流し込みは、
常に危険と隣り合わせの作業です。気をつけて!!
注いだ直後の型の中は、真っ赤。↓
熱さが伝わってきますね。
型が冷めたら、さっそく割り出しです。↓
綺麗に流れているでしょうか…
この後、仕上げの作業に入る1回生。
このブロンズの作品はギャラリーデッドスペースで展示します。
毎年、力作が揃う展覧会です。ぜひ、ご期待ください。
ナミキ