2016年7月26日火曜日

大学院生が新聞で紹介されました





少し前ですが、立体造形コースの大学院生の記事が7月22日の朝日新聞夕刊に掲載されました。






記事は瀬戸内国際芸術祭2016の夏会期についてのもの。
本コースの大学院2回生の竹腰耕平さんは小豆島にて作品を出品中です。
画像赤枠部分が彼について記事が書かれている箇所で、右下には作品の写真も掲載されています。


大学を離れての活躍がこうして評価されて、見ることができるのは嬉しいですね。

夏の会期は9月4日までです。
是非、この夏季休暇の機会に作品をご覧下さい。






ノジマ



2016年7月25日月曜日

夏のオープンキャンパス開催!



7月23日、24日にオープンキャンパスが開催されました!





今回の立体造形コースのプログラムはアルミの流し込み体験を実地しました。
近くと熱気で物凄く熱いですが、釜を覗き込むと溶けたアルミが真っ赤に熱されて綺麗な様子を見ることができます。






↑写真の彼女はアルミを溶かしたツボの中に浮いた、灰汁のような滓を取っているところ。
釜と物凄く距離が近いので、少し辛い作業ではあります。


滓を掬い終わった彼女の顔は熱気で真っ赤になってしまうほど。
でも、彼女は「楽しい」と言ってくれていたので良い体験になったようです。








次は、熱々に溶けたアルミをインゴットの型へ流し込み、インゴットを作ります。
アルミをインゴットに置き換えておけば、素材として保存することができて、また別の機会にアルミを使うこともできます。








自分で釜からアルミを掬って取り出し、型へ流します。
革の手袋をしているので大丈夫ですが、この時持ち手はとても素手では触れない程の熱さ。
誤って落としてしまうと一大事なので、動作は自然と慎重になります。





続いて女の子も流し込み体験。



彼女はサンダルでの体験だったので、足元をガードして流し込み。
「重い」と言ってしましたが、無事に流し込みに成功。終わった後も笑顔でした。





暑い中たくさんの来場ありがとうございました。
この夏から受験が始まりますが、受験生は肩の力を抜いて頑張って欲しいですね。







ノジマ












2016年7月20日水曜日

4回生学内野外彫刻展開催!




今日は明日から学内にて開催される4回生の野外彫刻展の搬入日です!
学内に彫刻作品を点在させるべく、設置準備に大忙しです。







食堂まで大理石を運ぶため一旦ビシャモンでフォークリフトまで移動させる彼。
交換留学生の彼は、芝生に面した食堂壁にて石彫の公開制作を行います。







ピンクのツナギの彼女は作品の3メートル程の高さの台座を立てる為、支柱を埋める穴掘り中。
この炎天下の中、体力の削られる作業ですが作品の為に頑張ります。










所変わって、今度は屋内の作品設置です。

食堂の扉を潜ってエレベーターで2階まで運びます。
作品がエレベーターに乗り込んだ様子はなかなかシュールでした。









吉野教授が見守る中、7人がかりで作品を設置。
自分達の体重をはるかに超えた作品を動かすのは一苦労。
誰も怪我なく無事作品を設置することができて一安心。





無事搬入を終えた学生達の展覧会は明日から会期を迎えます。










京都精華大学 立体造形コース4回生 「野外展」

筏和良 大西つぐみ 菊池奈央黎 
栗山翼 関根曉子 関本大輝 
竹田智香 谷口望歩 田尾桃子 
谷本紗希 南野凪沙 村上絢香 
野住杏月 斉岳 
ハムザ(交換留学生) ラカ(交換留学生)

2016年7月21日(木)〜7月27日(水)
9:00〜18:00 京都精華大学 校内にて開催。

交通アクセス
地下鉄国際会館駅下車 3番出口を右に30m先の無料専用スクールバス、バス停より約10分。
叡山電鉄鞍馬線、京都精華大学駅下車すぐ。

※会場には駐車スペースはありませんので、公共交通機関をご利用の上ご来場ください。



是非ご高覧ください。









ノジマ



2016年7月11日月曜日

2つの展覧会のお知らせです




2つの展覧会のお知らせです。








少し先にはなりますが、この度卒業生が個展を開催することとなりました。
「相異の情景 Scene of differences」 原田悠輔
2016年7月27日(水)〜 2016年8月7日(日)
※8月1日はギャラリーの定休日のため休廊。

時間=12:00〜19:30 ※最終日は12:00-17:00
レセプションパーティー 7月30日(土)18時開始


アクセス
〒600-8059
京都市下京区麸屋町通五条上る下鱗形町543 2F

阪急河原町より 南西へ徒歩10分
京阪清水五条より 西へ徒歩5分
地下鉄烏丸線五条 東へ徒歩7分

www.gallerymain.com
info@gallerymain.com

Tel:075-344-1893/080-1428-3672














前年度ガラスの授業を担当されていた辻建考さんが、新進作家のガラス工芸展に出品されます。


「大阪芸術大学 新進作家 ガラス工芸展〜日常のガラス〜」
2016年7月13日(水)〜2016年7月19日(火)
時間=10:00〜20:00 ※最終日は17:00まで

安達知江/大西未沙子/大東健太/沖知樹/川野健佑/清井千夏子/ 辻建考 /十川賀菜子/
富永一真/新野恭平/藤原三和子/日俣光起/横山翔平/吉田成美


アクセス
〒545-8545
大阪府阿倍野区阿倍野筋1-1-43
Tel:06-6624-1111(代表)









ノジマ



2016年7月6日水曜日

前期最後の課題に向けて





7月に入ると工房が慌ただしくなり、学生は前期最後の課題に向けて大忙し。
少し制作風景を覗いてきました。
               




4回生は7月末に開催される学内野外展に向けての制作になり、彼女は大理石の作品を制作中です。




大理石でワンピースを制作中とのことですが、石に入ったヒビ割れや布の柔らかさを表現するのが難しく頭を悩ませながらの制作のようです。

自然から採れた素材での制作は予期せぬトラブルが付きもので、それにどう対応していくのかも学びの1つですね。

そんな彼女の隣では、セメントを練って制作中の4回生が。






彼女はセメントでできた大きなおにぎりを制作中。
実体験を元に作品作りをしているようですが、セメント製のおにぎりの完成は一体どのような感じになるのでしょうか。
付け合わせのたくあんも同時に制作中とのことで、学内の何処かに大きなおにぎりとたくあんが出現するのが楽しみです。




次は大学院生の制作にお邪魔してきました。


大学院2回生の彼は、岐阜で行われる公募展へ応募するためのモデルを制作中。
アルミサッシを使ってのモデル作りのようで、パーツを切り分けている最中のようでした。



また、別の部屋では大学院1回生が大作を制作中。











彼は学部生の時に洋画から立体造形へ転コースしてきた学生で、立体物を作る中、絵画制作も続けています。
そして、今までの彼の作品の中で最も大きな作品を制作中です。










今年の3月から制作を始めた作品で、緻密に街並みを描写してきて現在ここまで仕上がってきています。
じっくりと腰を据えての制作に、日々少しずつ完成していく彼の作品ですが、本人は少しお疲れ気味のようです。
休憩をとりつつ、上手く気分転換をしながら納得する作品に仕上げて欲しいですね。








最後に2回生の木彫を覗いてきました。
毎日黙々と制作に向かい、どんどん完成が近づいてきました。
今回の木彫の課題テーマは、「木で木を彫る」というテーマになっています。
少し難しいような気はしますが、素材について考えられるテーマになっているのではないかと思います。




日々仕上がっていく作品に、完成が楽しみです。




ノジマ