2017年10月17日火曜日

後期授業始まりました






先々週から後期授業に入り、1回生の体幹授業が始まりました。
今日は立体造形の二つの内の一つを覗いて来ました。


こちらの授業はスチレンボードを使って原型を成形し、砂型を使いアルミ鋳造を行います。
1回生のこの授業は合計二日間という短い期間で1つの作品を作らなければならないのでなかなかハードです。
課題のテーマは「大切なもの-アルミ鋳造による造形」です





担当の講師の方の指導を元に砂型を成形します。





砂がきちんと固まっていないと作品がちゃんとできあがってこないので、この作業は慎重に行います。





アルミもドロドロの液状に。とても熱いですので、取り扱いは十分注意です。





いざ、流し込みへ。










小さな穴をめがけて、アルミを流し込むのは難しいですが良い感じに流し込めました。
あとはこのアルミが冷えて固まるのを待つだけです。









あらかた熱が取れて砂型から取り出されるとこんなかんじで作品が出てきます。
まだ柱のような湯口がくっついた状態ですが、このまま完全に熱が引くのを待ちます。







冷えたらこの湯口をとって、バリを削り形を整えたら完成です。



最初に軽いスチレンボードで作った形が重みのあるアルミに変わって手元に戻ってくるというのは面白いですね。
この授業は11月の頭まで続きます。






ノジマ