2回生の材料実習を少し覗いてきました。
テーマは「私の宝物」で、鉄材を用いた金属彫刻で制作をしています。
今回は例年より課題期間が長いので、それぞれ紙で模型を制作してから実制作をしています。
バナーの火をつけている彼女は今回電車などで見られる、吊革を制作するのだそう。
直径のガイドになるパイプを卓上バイスで挟み固定して、そこに鉄の丸棒を巻きつけていきます。
バーナーでパイプと丸棒の接地点を炙って、
一気に手で曲げます!
赤くなるまで熱した鉄は女の子でも簡単に曲げられるほどぐにゃぐにゃに柔らかく変化します。
変わって外では鉄を叩いて曲げている彼。
彼は鉄でトンボを作るそうで、胴体の部分を叩いて制作しているようです。
鉄板を叩くのはなかなかの重労働で、大変ですが納得のいく形になるよう頑張って欲しいです。
6月も終わりで、そろそろ工房が賑わってきました。
7月末には4回生が前期の終わりに大きな学内展示「野外展」を行いますので、4回生の実制作を目立つようになってきました。
暑い日も続きますので、熱中症には気をつけて制作して欲しいです。
ノジマ