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2018年12月19日水曜日

2回生鋳造 流し込み




お久しぶりです。
今日は2回生の現在の課題である「鋳造」の授業を覗いてきました。





まずは炉に火を入れ、その周りに材料となるブロンズを置いて火に当てながら温めます。
中の温められたブロンズを冷やさないように、追加するブロンズもある程度温めておく必要があります。









 次に火を絶やさないために、燃料のピッチコークスを順次追加していきます。







助手の原田さんがレクチャーを行い、学生に危険のないように指導していきます。
コークスは約15分ほどで燃えてしまうので、頻繁に追加していかなくてはなりません。











男の子が率先して手伝っています!
炉の側は非常に熱いので防災面で顔を、防火手袋で手を保護しながら作業を行います。
服装も必ず長袖長ズボンを着用して、肌の露出を少なくしておきます。














燃料を十分入れて、ごみ取りを終えたらブロンズを受ける杓を火に当てて温めます。






杓が温まったら、いざ流し込みの本番です!














しっかり杓を持って汲み取ったら、直ぐに型へ流し込みます。








ゆっくり丁寧に湯口を目掛けて注いでいきます










型に流し込めば、あとはゆっくり冷まして固まるのを待つだけです。











中がどんな風になっているかとても楽しみです。










ノジマ





2018年6月26日火曜日

材料実習






2回生の材料実習を少し覗いてきました。

テーマは「私の宝物」で、鉄材を用いた金属彫刻で制作をしています。
今回は例年より課題期間が長いので、それぞれ紙で模型を制作してから実制作をしています。








バナーの火をつけている彼女は今回電車などで見られる、吊革を制作するのだそう。
直径のガイドになるパイプを卓上バイスで挟み固定して、そこに鉄の丸棒を巻きつけていきます。







バーナーでパイプと丸棒の接地点を炙って、









一気に手で曲げます!







赤くなるまで熱した鉄は女の子でも簡単に曲げられるほどぐにゃぐにゃに柔らかく変化します。




変わって外では鉄を叩いて曲げている彼。
彼は鉄でトンボを作るそうで、胴体の部分を叩いて制作しているようです。










鉄板を叩くのはなかなかの重労働で、大変ですが納得のいく形になるよう頑張って欲しいです。




6月も終わりで、そろそろ工房が賑わってきました。
7月末には4回生が前期の終わりに大きな学内展示「野外展」を行いますので、4回生の実制作を目立つようになってきました。



暑い日も続きますので、熱中症には気をつけて制作して欲しいです。













ノジマ

2018年1月23日火曜日

進級制作展





今日から2回生、3回生の進級制作展が始まりました!

両学年共に、本校敷地内での展覧会となります。

2回生は主に食堂周辺に集中していますが、各々学内の好きな場所に展示をしています。
3回生はギャラリーフロールでの展示になります。

両学年共、この日に向けて作品を作ってきたので是非ご高覧ください。










「NINE」
立体造形コース 2回生進級制作展
会期:2018年1月23日(火)〜2018年1月28日(日)
時間:9:00-18:00
会場:京都精華大学 学内

〒606-8588
京都市左京区岩倉木野町137







「24の交差」
立体造形コース3回生 進級制作展
会期:2018年1月23日(火)〜2018年1月26日(金)
時間:10:00-18:00

〒606-8588
京都市左京区岩倉木野町137
tel:075-702-5263









そして、今日は13時から3回生は合評だったので、少しお邪魔してきました。













教員も学生もお互い意見を交換し合って、作品と向き合います。
作品の良かったところも、惜しかったところも色々見つめて、次の作品がより良くなるように活かして欲しいです。



ノジマ








2017年10月18日水曜日

連日寒い日が続きますが






連日寒い日が続きますが、工房を覗いてみると2、3回生が精力的に制作に取り組んでいました。











室内の工房では塑像に取り組む3回生が3人。
彼女は木彫作品のためのマケットを粘土で製作中。
丸太の中へどのように形を入れ込むか、粘土におこして確認作業をしています。







その隣の彼女は自分をモデルに塑像中。
お化粧をしている姿を作っているのだとか。
2回生で制作したトルソーも横に置いてプロポーションの参考にしています。









こちらの彼はテラコッタの土で動物をモチーフにして製作中。
資料を見ながら黙々と作業をしています。






 そして2回生は石彫、御影石の課題の真っ最中。






コツコツ手彫りで形を出していく学生や、







電動工具を使って形を切り出していく学生も。



作りたいものの形に合わせて、道具を使った方がいいのか、手彫りでコツコツ作っていくのか人によって様々です。
1回生の時に扱った大理石よりも硬く苦労しますが、磨き上げた時の美しさはまた大理石の時とは別物です。
今年は赤、白、黒と人によって石の色が違うので是非磨き仕上げまで行ってもらいたいところです。







ノジマ


2017年7月12日水曜日

木彫






2回生の木彫実習も追い上げの時期に入ってきました。



























形が出てきた人も、まだもう少し掛かる人と様々です。
再来週の合評まで、時間はまだまだたくさんあるので頑張って目標の形にまで仕上げてもらいたいです。









ノジマ

2017年6月20日火曜日

2回生 テラコッタ合評





昨日は2回生のテラコッタ授業の窯出しと合評会が行われました。





今年の授業では、野焼きも行われていました。

窯に入れることができない、2メートルを超える作品が出来上がったのでこの授業初の野焼きをしてみることに。
作品をぐるりと囲むように煉瓦を積み上げて窯を作り、できた隙間を粘土で埋めていきます。




学生と教員の2人がかりで窯が完成、次は火入れに移ります。










燃料には木彫をしていた学生が出した木屑を使います。

時々小さい「ポンッ」という音が聞こえてきて、窯を崩すまでドキドキです。






そして、電気釜へ入れた作品の窯出しです。

こちらは作品が割れた学生もいましたが、大きな問題はなく無事窯出しができました。














白土で作ったものがグレートーンに変化して焼きあがるという面白いことも起きました。
粘土で作った筒の中に入れて窯で焼き上げると温度変化の違いと酸欠状態により、白土が黒からグレーのグラデーションが出来上がるという面白い発見がありました。





そして合評会です。






1人づつ制作意図を話しディスカッションをしていきます。

シンプルに考えて制作した学生もいれば、難しく考えて制作した学生もいて様々でした。






さて、野焼きをした作品はどうなったかというと・・・


















窯の中で割れて粉々になってしまいました。

なかなか2メートルも超える作品をうまく焼き上げることは難しいそうです。
まず成功することはないそうです。

しかし、今回野焼きに挑戦してみた学生は気落ちすることはなく、作品は粉々になってしまったものの別の何かへ変化させられないかと前向きです。







皆で近寄って破片を一つ一つ見ていきます。
溶けて破片同士がくっついているものがいくつかあって、破片の山を皆でかき分けて探すのは宝探しのようです。






今日から2回生は前期最後の課題で、木彫の授業へ移ります。
引き続き頑張って欲しいですね。







ノジマ








2017年6月12日月曜日

今日の立体 2



今日も工房へお邪魔してきました。







石切り場では、明日の野焼きに向けて準備が行われていました。












キャップ帽の学生のテラコッタ作品は3メートル程あり、それを野焼きで明日の朝から夕方までの間に学生と教員で焼き上げる予定です。


鋳造用の窯に煉瓦を積んでいき窯を作る予定ですが、どんな方法で焼き上げるのでしょうか。







その隣では4回生が野外展へ向けて制作中です。






彼女は杉の木を使ってお団子を作る予定。
綺麗な球を作るのに苦労しています。





そして彼は大理石を使って、大きな水槽を制作の予定。
大理石とアクリル板をどのように接着させて水槽を作り上げるのか気になります。





続いてはミクストへ。


ミクストでは主に3回生が制作をしていました。





彼はテラコッタの土を使って前回の課題からの連作作品を制作中。
現在は明後日の窯入れへ向けて芯材を抜き取っているところです。
うまく焼きあがった後は、植物の鉢になるそうです。







こちらの2人はオマージュ課題を製作中。
3回生は来週21日に合評が控えているので今週は追い上げです。






前期も後半に差し掛かってきて、工房も毎日賑やかです。






ノジマ