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2018年4月24日火曜日

2018年度始まりました🌸





今年も新年度が始まっております🌸

コースに付いてくださる助手さんも新たに変わり、新2回生も今年から各コースに分かれて専門分野を学んでいきます。

立体造形では、9人の学生が新たに仲間入りしております。
2回生授業、最初の課題は彫塑。
ヌードモデルさんにお越しいただいて「トルソー」の制作です。

1回生のメチエ選択課題で彫塑の首課題を履修していた学生は少しステップアップした課題になります。

3.4回生もそれぞれ「オマージュ」、「1/10スケール、野外展」の課題に取り組んでいます。






新年度始まって早速、展覧会の情報があります。

現在開催されていますが、大学院生の大東真也さんによる学内ギャラリーでの展示です。






「 大東真也展 」
立体造形コース大学院生1回生:大東真也
会期:2018年4月10日〜4月下旬
時間:9:00〜18:00
場所:京都精華大学
ドラフトギャラリー(T-219)




次は卒業生による展覧会です。





「眼の前の空を掬う」
大学院卒業生:葛本康彰
会期:2018年4月23日(月)〜2018年4月28日(土)
時間:12:00〜19:00
※最終日17時まで。
場所:MU東心斎橋画廊
〒542-0083
大阪市中央区東心斎橋1-12-14 MUBLD.2F
tel:06-4963-2103
mail:ga.m.ueda@live.jp
地下鉄御堂筋線 心斎橋駅より約5分
地下鉄堺筋線 長堀橋駅より約5分





是非ご高覧ください。









ノジマ



2018年3月21日水曜日

🌸2017年度卒業式🌸




本日、2017年度卒業式が行われました🌸🌸🌸





生憎のお天気となってしまいましたが、卒業生は皆晴れやかな顔をしています。




























卒業証書と一緒に成績表や卒業制作図録も渡されます。
皆初めて手に取る図録を捲っては見せ合っては笑いあっていい笑顔です🌸








証書授与の後は、教授お二人からお話があった後に、3回生からささやかな茶話会が待っていました。
ピンクのカップを片手に乾杯。



この後、夜には4回生主催の謝恩会が待っています。
そっちの方も楽しみですね。


卒業生皆おめでとうございます🌸











ノジマ




2017年11月22日水曜日

ワークショップ






今日の立体造形では、午前中に高校生対象のワークショップが行われました。




始めに内田教授から諸注意と簡単な道具等の説明があり、すぐに作業開始。
今回のワークショップは「クリスマスツリー🎄」をテーマに行います。
最後にはどんなツリーが出来上がるのか楽しみです。




まずは、準備してあった葉っぱのパーツを溶接で付けるグループとパーツを自分で切り出すグループに分かれます。











学生スタッフからレクチャーしてもらい、初めての溶接。
飛び散る火の粉にびっくりして、電子面越しに「おー」と思わず声が出る高校生たち。




外ではパーツの切り出し作業です。





皆それぞれにデザインした葉っぱ等をプラズマを使って鉄板から切り出します。
火の粉で体操服が溶けてしまうので、革で作ったエプロンを着けて行います。












使い方のレクチャーを受けてこちらも即実践。
初めての作業でも高校生たちはすぐコツをつかんで上手にこなします。






パーツが切りだせたらツリーのベースに溶接して葉っぱを付けていく作業に入ります。






学生と付ける場所を考えながら溶接していきます。




パーツによっては付け方の難しいものもありますが、上手にポイントを見つけたり角度を変えたりして溶接します。




引率で来られていた先生も自分で鉄板からパーツを取り出し、溶接。
なかなか上手に付けていました。




最後に、溶接に慣れてきた生徒さんがツリーの天辺に飾る星を立体的に作ってくれました。



学生スタッフがその星を天辺に溶接して最後ツリーの完成です。








天井までいっぱいの高さのツリーが出来上がりです!














最後はしばらく完成したものを皆で見たり、記念撮影をしたりしてワークショップを終了しました。
27人もの生徒さんたちがきてくれ、怖がったりしながらも最後は楽しく体験して行ってくれました。







できあがったツリーはしばらく立体造形で展示します。
ワークショップは来月19日も開催です。






ノジマ






2017年7月3日月曜日

アルミ鋳造



今日は4回生を中心にアルミの鋳造が行われました。







まずはアルミを溶かすところから始めます。
版画のリトグラフに使われ、不要になったアルミ板をいただいてきたものを使います。







大きな板はシャーリングで細く裁断していきます。







次は砂型で使う砂の準備です。3種類の粉を混ぜて作ります。
混ぜて出来上がった砂を木枠へ移して砂型を作っていきます。







木枠へ砂を入れたら木槌等で叩いてしめていきます。
この工程はかなり重要になります。






消失原型と原型を抜く方法ではやり方が少し違います。
画像↑は原型を流す前に抜き取る場合。
砂を木枠程の高さに叩き詰めたら、真ん中に原型になる方を置き丁度半分砂に埋めます。
その後、型周辺を調整しながらもう一度砂を叩いてしめます。






もう一段木枠を乗せ、砂をかぶせ叩きしめたら、型が上手く外れることを確認。
その後湯道と原型がつながるように導線を作り、再び二つの木枠を合わせます。
↑はスタイロフォームでできた消失原型の場合です。












流し込みのデモンストレーションを行い、流す位置を確認したら






いざ、流し込みです!
湯道が小さいので上手く流せるかドキドキです。












綺麗に流せました!このまま30分は置きます。













少し熱が引けてきた頃取り出してみると・・・















綺麗に流し込めた作品が出てきました!







最後は作者とパシャリ。
作品はまだまだ熱いので、分厚い手袋無しではとても触れませんが作った本人はとても嬉しそうです。
黒くなったところが、またカッコよく見えますね。




砂型の鋳造は蝋原型の鋳込みとは違い、とても早く作業が進められ低コストです。
学生もやり方を覚えて自分でできるようになると、もっと鋳造が身近な技法になるのではないでしょうか。




学生の作品の幅が広がるヒントになるといいですね。










ノジマ

2017年4月26日水曜日

レクチャー会










今日は今年から特任講師としてセイカへ来られている、中村裕太さんのレクチャー会がありました。



中村さんは毎週水曜日には立体造形コースで4回生を担当しており、今回学生へ自己紹介を兼ねたレクチャーをしていただきました。






中村さんはセイカの陶芸コース出身で、ドクターまで行かれた先生です。
卒業後は、器やオブジェとしての陶芸ではないアプローチを模索されてきました。






↑は制作の一環として街中へ出て行き外壁等に使われているタイルを撮影していった、という一枚。
剥離して剥がれていってしまったタイルと家主の方や左官屋さんが補修して、最初の状態とはまた違う仕上がりへ変わる。
似たようなタイルを合わせていたり、よりアクセントを加えた補修していたり。
新たに加えられる"手つき"が気になり、写真で記録をしていっている中村さん。






こちらは中村さんの作品である「タイルとホコラとツーリズム」のネタになってくる街中に点在するお地蔵さんを祭ってある祠。
モルタル造りをよく見かけますが、その中でタイルを使って土台を飾ってあるものや、タイルで装飾された昔の流しをひっくり返して作られているもの、家の壁に埋め込まれているもの等よく観察してみると面白い祠がたくさんあるようでした。
その面白さを生かして作品にし、鑑賞者へ新しいものとしてみせてくれます。








専任の先生方とはまた違う視点を持ったとてもユニークな先生ですので、学生の興味を上手く引き出して伸ばして行ってもらいたいです。













ノジマ

2017年4月19日水曜日

2017年度の授業が始まりました





先週から2017年度の授業が始まりました。
今年はカリキュラムが変わってコースに1回生はいませんが、学生達は年度始まりから精力的に制作に励んでいます。








グループ展へ向けて制作を行う3回生の学生。
自分の体以上に大きな丸太をチェーンソーで削って制作中です。

2回生は材料実習が始まって、現在は鉄の実習中です。













最初は鉄板を組み合わせてキューブを作るところから始めます。
それが終わると、各自テーマに沿っての制作に入っていきます。












初めて使用する鉄と、溶接という技法に苦労しながら作品を制作していきます。













こちらは4回生の学生です。
彼はずっと素材でガラスを使用して制作をしており、今回も自主制作でガラスを使用します。










6月に内田教授がオーストラリアへ作品を出品をするにあたって、彼も一緒に同行し作品を出品する予定です。





















工房では続々と学生が自主制作に励んで、とても活気付いています。
来月には各学年合評が控えているので、このまま頑張って欲しいですね。











ノジマ