コンッ!コンッ!と、石をノミで打つ音は、1回生です。
そこにセミの声が重なり、さらに暑さが助長されるようです。
日差しを上手くかわしながら、各々頑張っていますよ!! ↑
そんな石切り場の周辺では、
野外展に向けて作業をする4回生が目立ちます。
↓ まずは、バーナーでバケツを炙る(!?)彼女。
こちらも外の暑さに加え、バーナーの熱気で熱い!!
何をしているのかというと、ガラスの離型剤を定着させるために炙っているのだそう。
炙ったバケツに離型剤を塗り、ガラス瓶を沿わせて窯に入れる為の準備です。
そして、その横では真剣な表情。↓
電熱線で発泡スチロールを削ります。
「水が出るようにしたい!」 と語る彼女です。
野外展になると、作品のスケールもこれまでに比べて大きくなります。
さらにその隣には、大きな丸太!?
中からゴソゴソ音が聞こえてくる…。
そーっと内側を覗いてみると、
↑ 木の皮をぎっしりと敷き詰めていました。
↑ 振り返ると、皮を剥がされた杉の木が…
続いては、脳みそをひたすら作る彼です。↓
こちらも発泡スチロール製。
大小様々な脳みそが彼の周りを取り囲んでいます。↓
最後に、石膏で風船の型を取る彼。 ↓
風船の中に石膏を流し込んで、
固まったところで風船を割るという方法なのですが、
これがなかなか難しい!!
あっ!
・・・今回の風船、圧力で石膏が割れてしまいました。
試行錯誤の末、成功したものもあります⋆* ↓
成功率はまだまだ低いそうですが、
上手く行けば、結び目まで綺麗に型がとれます。↓
「 最低でも9個は必要! 」 と話す彼、
作業棚に並んだ失敗の石膏に、労苦の跡が見えました。↓
それぞれ作業を進める4回生、
最終的にどんな作品に仕上がるのか楽しみです!!
野外展は、7月28日(火)から、8月2日(日)まで、天ヶ池周辺を中心に、
学内で開催されます。
京都精華大学立体造形コース 四回生二十名による
「 野外展 」
2015年7月28日(火)-8月2日(日)
9:00-18:00(最終日は16:00まで)
ぜひ、ご覧ください!!