2015年7月22日水曜日

ワークショップ 「身体表現」

アップが遅くなりましたが、先週行われました3回生の授業、
身体表現ワークショップをご紹介します。

講師はコンテンポラリーダンサーとして活躍されている辻田暁さんです。



↑右側が辻田暁さん。
(左の彼女(学生)、かなり体が硬い模様…。)


ワークショップは、まず 見る 、 見られる という関係から始まりました。







見られる側の学生は、見る人と目を合わさないように、
じっと 「 立つ 」 、あるいは 「 座る 」 というスタイルが目立ちます。


次に、実際に体を動かしていく作業です。↓



初めは体、表情、ともにガチガチの学生でしたが、
息を切らしながらも、笑顔が見えてきました




おぉっ!!
だんだん体もほぐれて、乗ってきましたね。↓







 
 ↑ 学生たち、なかなかイイ動きです*
 


続いて、  もの になりきる。

まずは、ハサミ です。



↓ よ~く観察して、


 
↓ それぞれ、ハサミになりきります。



では、さらにもう一つ。

と、次に出てきたものも、なんと ハサミ (!?)。
(一つ目のハサミよりも重く、刃が4枚重なっている。↓)





2つのハサミの違いも面白く、さらには同じものを表現しているのに、
人によって身体の使い方が違うという点も面白いです。



(↑ じっと止まって動かない人もいれば、歩き回る人も…。)



中でも印象的だったのが、 身体を素材に作品を作る  、
そして  作られること  、  作品になること  という内容のワークです。



↑ 今村先生の身体を素材に、まずは暁さんが作品を作ります。



↑皆で鑑賞。


さぁ!!学生たちも挑戦!!
 







たくさん、名作が生まれました。




↑ 「 強風 」 と題された作品。

扇風機の風を当てた瞬間、髪がなびいて最高の仕上がりに!!
 


↑作者の彼も大爆笑です。
 
 
 
身体表現というと、どこか抵抗を持ってしまう学生も
多かったのではないかと思いますが、
 
 
学生からは、
 
「実際にやってみると、普段の制作と同じだと思った。」
 
という感想が出ていました。
 
 
 
 
(↑ティッシュになりきる学生たち。)
 
 
初めは、じっと 「立つ」 あるいは 「座る」 という状態でしたが、
ワークショップの最後には、1人につき3分の持ち時間で、身体表現を行いました。
 
学生たちの 身体  に対する意識が、
徐々に変化してゆくのが、はっきりと見えました。
 
 
 
 
 
ナミキ