2016年11月16日水曜日

卒業制作へ向けて





先日、卒業制作へ向けてのマケットの合評会が行われました。







じっくりとマケットを見る内田教授。
一つ一つじっくりマケットを見て、これからのプランを話し合っていきます。









どのような制作意図で作品を作るのか、この場で初めて形を見ながら意見を聞くことになります。









笑いもありつつ、しかし考えるべきことはしっかりと意見を交換した合評会でした。














さて、本制作へ入っていく彼女。
彼女は大理石でずっと制作を続けており、今回の卒業制作では今までよりも大きなサイズの作品に挑戦します。










暖かそうなパンダの帽子を被った彼女も大きな作品に挑戦です。
彼女はずっと木彫で制作を続けており、今回は大きな桧の丸太を使って作品を作ります。





徐々に工房も混雑してきました。
怪我のないように作業を進めてほしいです。






野島



2016年11月9日水曜日

ブロンズ鋳造




昨日1回生ブロンズ授業の鋳込みが行われました。













学祭期間中に窯の中にあった、型を順番に取り出していきます。
型は脆くなっているので慎重に運びます。







坩堝の中でドロドロに溶けたブロンズから出る要らない滓を除去する1回生。
もの凄い熱さに耐えながら真剣に黙々と作業をしています。










さていよいよ型へブロンズを流し込んでいきます。

西教授が補助に入りながらブロンズを鍋の中へ移していきます。
この時熱さに負けて後ろへ下がってしまうと、床へ熱々のブロンズをぶちまけてしまうことになり危険です。
なので、じっと我慢して耐えます。






















熱が引くのを待って型を待っていきます。
中のブロンズを傷つけないように慎重に割っていくと石膏で真っ白の状態で少しずつ見えてきます。
皆上手くブロンズに作品をおこせたのでしょうか。


あとはどんな風に作品を仕上げるかだけですね。




ノジマ






2016年11月7日月曜日

合評へ向けて




学祭も終わり、合評へ向けて課題の追い上げに入りました。




今週水曜日に2回生は御影石の合評が控えています。
写真の彼は、最後の仕上げに砥石で石を磨いているところです。
砥石の粉で作品が緑色に。
この作業を繰り返すことでどんどん滑らかな表面になっていきます。





大きな形が見えたところで細かな細工を行う彼女。
ここからどう変化していくのでしょうか。




そして彼は作品に大きな穴を開けているところ。
ゆっくりゆっくりホールソーで貫通させていきますが、なかなかに気の長い作業です。
















2回生の隣では4回生が卒業制作の真っ最中。
写真の彼女は作品の一部に藁を素材として使う予定のため、稲を纏めて干して乾燥させている段階。

時々稲にくっついて残っているお米を集めているみたいで、溜まったら自分で精米して食べようと計画中だそうです。







こちらの彼女は大理石の作品を制作します。
今までよりも大きなサイズの作品に挑戦するということで、本人はプレッシャーを感じているみたいです。
展覧会までまだ時間があるので、落ち着いて楽しく作品を作ってくれたらな、と思います。





そろそろ卒業制作に向けて工房に人が増えてくる時期になりました。
みんな怪我にだけは注意して制作に励んでもらいたいです。






ノジマ