2014年10月28日火曜日

ブロンズ鋳造

日に日に寒さが増してきましたが、作業場は熱気と活気に包まれています。




せっせと砂場の土を掘る1回生たち。↓




ブロンズ鋳込みの日です!!




彫った穴に、それぞれの型を埋めて、崩れないよう土を固めます。




窯で焼いた型は非常に繊細です。壊さないよう、要注意!


さあ、準備はいいかな?
 


それぞれの型の横に、2(2.5)2.5(2)カガミカメ…などのメモが
西先生によって書かれます。(数字は重さ、カガミ・カメは学生の作った原型のこと。)


 


これは、同じような型が並ぶ中で、どの型にどれだけの量を流し込むのかの、
目安になりますが、

この流し込む量は、西先生にしかわかりません。



今回は留学生の Michael と Naomi も参加しました。↓

 


特大サイズのMichal の型は土に埋めるのさえ一苦労です。




こちらも型を傷つけないように、
フォークリフトで、そーっと降ろします。



いよいよ流し込みですよ!!




坩堝から取鍋に、勢いよくブロンズが注ぎ出されます。
この瞬間は、何度見ても迫力がありますね!!!




そして取鍋から、に流し込みます。↓


こぼさないように慎重に…

重くて、熱いブロンズの流し込みは、
常に危険と隣り合わせの作業です。気をつけて!!




注いだ直後の型の中は、真っ赤。↓
熱さが伝わってきますね。





型が冷めたら、さっそく割り出しです。↓


綺麗に流れているでしょうか…





この後、仕上げの作業に入る1回生。
このブロンズの作品はギャラリーデッドスペースで展示します。

毎年、力作が揃う展覧会です。ぜひ、ご期待ください。





ナミキ