2013年4月30日火曜日

『 集める 並べる 』 合評




遅くなりましたが、1回生、デザインの授業

 『 集める 並べる 』

の合評の様子と作品をご紹介します。






学内の山の中に架かる、橋の上に並べられた石。






この渦のかたちには、
山や森のエネルギーを街へ運ぶという意味が込められています。









イーゼルにかけられた白い布。
一体、何を集めたの?







彼女が手に持っているものは…、卵 !?

その卵を・・・





投げる!!!!


投げつける姿は迫力満点!!





他にも、草、土、トマトを投げつけ、


真っ白な布が染まりました。


彼女が集めたものは、その素材だけで色が着くものたち。
それらを投げつけて並べる姿を見せる、パフォーマンスとして発表しました。









↓長椅子の上に並べられた、ガラスの破片、木の実、卵。


そして、窓ガラスには写真が貼られています。





そこに作者自身が座って作品に。


卵の“身”、 木の実や果実の“実”、 ガラスの美しさの“美”、
写真や窓を通して風景を見るという“見”、 彼女自身の“身” など、

 「 み 」 が関連するものが集められ並べられています。









こちらは へん がつく漢字の素材を集め、作られました。




” に “”、 “綿”、 “”、 “”、 “”、 “” が順に

いつけられています。

紫 の色が使われ、 最後は んで わり。




授業中、先生が書いた黒板の文字をふと見たとき、
 糸へん の漢字がたくさんあるということを発見したそうです。








 
こちらもパフォーマンスの作品です。


並べたものは磁石にくっつくものと、つかないもの。





それを実際に大きな磁石を使って分類します。



↑長椅子に残されていく、引っ付かない金属、植物たち。


↓そして、磁石によって集められた金属たち。












並べられたファーストフード店やコンビニのロゴ。


これらは、略すと3文字になる略語です。



「ファミマ」 「マクド」 「スタバ」 「スマホ」 ・・・確かに!
 



地域で略し方が違うようで関西限定だそうですが、

これは若者ならではの発想。










前回( 『 私 BOOK 』 )は中間合評でしたので、
今回が初めて完成作品の合評だった一回生。




同級生からたくさんの意見をもらい、
それぞれ、手応えを感じたり反省点を見つけたりしたのではないでしょうか。





ナミキ