いよいよ鋳込みの日です。
焼かれた石膏型が窯から出てきました!! ↓
↑今回の型、一つ一つが大きい!!
それを丁寧に砂の中に埋めていきます。↓
↓ 蓋の上には 「ミミズ」 の文字。
「あっ!これは、あのミミズの型。」
ブロンズの温度と、流す量の目安になる数字も、一緒に書かれています。
型を埋める横では、今回流すブロンズを溶かしています。↓
↓炉の上には、過去の学生の作品。
さらには、西先生が20代の頃に制作した
作品も溶かされます。↓
それが、現在20代前後の学生の作品へと、姿を変えていくのです。
辺りが熱気で包まれていきました。↓
炎の中で頑張る女子は、いつもよりたくましく映ります*✦
さぁ、そろそろ溶けてきたのでは?
↑展覧会ポスター担当の彼女。カメラを手に坩堝(るつぼ)の中を覗きます。
「熱っ!」
↑続いて、坩堝を覗く彼女も、
あまりの熱さに手で顔を覆ってしまいました。
このカメラでも少し覗いてみましょう。
これは確かに熱い!!
↑ずっしりと重い印象だったブロンズの塊が、
こんな状態に!少し滑らかさも感じます。
さぁ!鋳込む準備が出来ましたよ!!
ブロンズが坩堝から、流れ出た瞬間、
学生たちからは「眩しい!」という声が。
↑強い光と熱気で、流れでる瞬間は迫力満点です!!
先ずは、西先生のお手本です。
取鍋(とりべ)からブロンズを型に流し込みます。↑流し込み口のブロンズが赤くなっています。
そして、その周りの3箇所も。
これは流し込んだ時の型の圧力を抜くためのもの。
さぁ!いよいよ学生が挑戦!!
取鍋にブロンズが注がれて…
少し、ヨロヨロ…あっ危ない!! (ブロンズが注がれた取鍋はかなり重い。)
↑西先生に支えてもらい、無事に流し込むことが出来ました。
次々と順調に流していく1回生です。
続いて、大きな型に流し込みます。↓
心配されていたフルーツの型も… ↓
流れた!!
と思ったら…
なんと、中子(中型)が浮いてきてしまいました。↑
綺麗に流れているかなぁ…?
これから、1回生はこの型を割り出し、仕上げの作業に入ります。
ギャラリーデッドスペース(学内ギャラリー)での展示も控えていますので、
そちらも、お楽しみに♪♪
ナミキ