2017年1月24日火曜日

最後の授業



昨日1月23日、西教授が今年度で退官されることを記念して、退官記念授業として「最後の授業」が行なわれました。




西教授と共に今年度で退官される、立体造形コース長年勤めていただいた理論担当の森口先生にも西教授と共に授業を進行していただきました。





この日のために卒業生も駆けつけてくれ、在校生と共に一緒に受講しました。



講義は西教授がセイカに10年間勤めていた間、通勤時に毎日読んでいた朝日新聞の切抜きを元に進めていきます。
一つ一つ記事に目を通しながら、どれを学生に向けて話すのか選んでいきます。





記事の内容を話しながら、自身の10年間も一緒に振り返っていきます。

記事の内容は芸術であったり、世界の情勢についてであったり原発のことだったり。
プロレスの記事だったり。内容は様々で、当時の西教授の興味を引いたものでした。




記事について話し終わると、その記事に関心を持った学生へと渡されていきます。



そして、記事が全て無くなった後には西教授の古い写真が貼られたボードが現れ、
このボードも、最後には学生へと貰われていき、西教授の手元から離れていきます。

10年間の思い出を振り返りながら、学生へその一部を渡し、共有する。
この授業が、その後学生達が芸術と共にある事、作ることについて考える材料になれば良いなと思います。










ノジマ